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正直なところ、
いきていたんだよ、いきていたいんだよ
雨はきらいだ。
雨音がしとしとぴたぴた聞こえ始めるとどうしようもなく不安でつらい
こどもの頃から雨が大嫌いだった
雨音が聞こえると学習机の下に閉じこもって耳をふさいでがたがた泣いたこともある
幼い頃はとにかく雨音が恐怖で仕方なかった
理由は何故かわからない
ただ、こわかった
いまだに雨音が聞こえると無意識に、潜在的に「こわい」と思う
おそらくなにか「こわい」と強く感じた日、きっと雨が降っていて、
しとしとぴたぴたという雨音が頭に残ったのだと思う
「こわい」と思った出来事は何一つ覚えていないのに、雨音だけは覚えていて
いまだに私に恐怖を植え付ける
本当に雨がきらい

傘をささなきゃいけないからとか、髪が広がるからとか、頭が痛くなるからとか、
関節が痛くなるからとか、憂鬱な気持ちになるからだとか、そんなことも確かにあるけど
そんなことは私にとっては大したことではなくて
ただ漠然と「こわい」という気持ちだけが沸き上がることが一番怖くて
だから雨はきらいで、梅雨になるといつも憂鬱で引きこもりがちになる
家を離れて、出かけてみると案外雨はこわくないのだけど
家の中、私の部屋の中に響きわたるあの雨音がどうしようもなくこわいのだ
ぽたぽたと雨戸の淵を落ちる水滴の音が、どうしようもなくこわいのだ

今も雨が降っていて、ぽたぽたと滴が落ちる音がする
不規則にぽたぽたと落ちる雨音は時に駆け足で、時にはワルツになって
私の心を急かし、私を恐怖の底へと追いやるのだ
言い表すことの出来ない恐怖、誰にもわかってもらえない恐怖
精神的なこと、病気や学校のことが理解されないことなんかより圧倒的につらいのは
雨音の恐怖
雨自体がきらいだとかこわいというより、雨音がこわい
雨音だけがこわい。
おかしいよね、こんなの
雨が降る日に傘もささずに歩くことだって出来るよ
水溜まりを跳ねたり、スキップしたり。そんなことは容易だ
けれど雨音だけは、我慢できないんだ、耐えられないんだ
耳をふさいで、布団をかぶってしくしくと雨が止むのを待つしかできない
雨音が聞こえる自分の部屋を出ることも、音楽を聞くことも
ただ、じっと雨が止むのを待つしかできない
さめざめとした気持ちの中恐怖におびえ
達観した自分に向き合い、孤独を味わい、ただただこわいと感じるだけ

こんなこわい夜は誰が傍に居てくれるっていうの?
誰がわかってくれるというの?
誰が救ってくれるというの?
私はきっと誰かの胸の中、あたたかさを感じ鼓動を聞く以外
この恐怖から逃れられない
そしてそんな誰かはきっとここにはいない
私はきっと一生この恐怖から逃れられない

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